今回は車検のちょっと細かい所を
ブログにしてみました。
「車検時の車の中の荷物を積んだままでいいのか?」
という質問を多数受けます。
結論から申し上げますと荷物は降ろしてきて頂くのが無難です!
実は車検の際には道路運送車両法の保安基準で「検査時車両状態」で検査を行うという車検を受けるための条件が定められています!
あまり難しい条件ではありませんが大まかに言うと何も積んでいない状態の車に運転者が一名乗車した状態で検査を受けなければならないという決まりがあります。
トラック等の貨物車には最大積載量が決められています。
最大積載量とはその名の通り、お車の荷台などに積むことができる荷物の最大重量のことです。
車検の際は原則として何も積んでいない車両に運転者が乗車した状態で検査を行わなければならないので、普段お仕事で使用されているお車の荷台に工具や資材等の荷物を載せていると車検の検査を行うことが出来ません。
車内やトランク内・荷台の荷物が重いと、検査に影響を与えて車検に通らない可能性が出てきます。
例えば、荷物によってブレーキ検査で左右のブレーキバランスが崩れたり、停止距離が伸びたりと、正しい検査数値が得られません。
また、トランクに積んでる荷物が重いとお車の後ろ側が下がってしまい、逆に前側が上がってしまうので、ヘッドライトの検査で光が照らしている位置が基準から外れてしまい車検不合格になるケースもあります。
クッションや雑誌等全ての荷物を降ろさなければならない訳ではありませんが、例えばゴルフバックを積んでいると車の重量が変わってしまう恐れがあることから車検を受けることが出来なかったり、車種によっては後部座席の下やトランクルームにバッテリーが配置されていることもあり本来点検しなければならない部分を点検できなければ車検に合格することが出来ません…。
車検では、検査項目をすべてクリアしなければ不合格となります。そのためお車の重量が大きく変わるような荷物については極力降ろしておくことが大切です。
「この荷物は降ろした方が良いのかな?」と疑問に思った際は降ろしてから車検を実施されることをオススメ致します!
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