【2023年最新】安全性の高い軽自動車ランキング！気になる安全装備を比較

2023.7.30

軽自動車の購入を悩まれている方の中には、「軽自動車の安全性は低いのではないか」「普通自動車よりも軽い分、事故で不利になるのでは」と不安を感じている方もいるでしょう。

軽自動車はコストが安く、車体が小さいため「安全性が低い」と思われがちですが、実際はそうとは限りません。軽自動車の衝突安全性や予防安全性、安全装備は年々進化しています。

本記事では、自動車事故対策機構が公開している自動車安全性能の試験結果を基に安全性の高い軽自動車を紹介します。

1 安全性能のポイント
- 1.1 １　衝突安全性能
- 1.2 ２　予防安全性能
2 安全性能が高い車トップ３
3 まとめ

安全性能のポイント

安全性能は、「衝突安全性能」「予防安全性能」と大きく2つのポイントがあります。

１　衝突安全性能

衝突安全性能は、車両が衝突時に乗員を守る性能を指します。

代表される装備が、エアバッグです。

近年では座席の横から展開するサイドエアバッグや側面を覆うように展開するサイドカーテンエアバッグが搭載される車も登場し、より安全性が向上しています。

エアバッグの他にも、高強度の素材を採用し、各社独自のボディ設計によって衝撃を制御することで、軽自動車の軽量なボディだからと言って、安全性能が低いということはありません。

２　予防安全性能

予防安全性能は、先進安全装備などによって事故を未然に防ぐ性能を指します。

ホンダ「Honda SENSSING」

スズキ「スズキセーフティサポート」

ダイハツ「スマートアシスト」

など各社それぞれ総称があり、予防安全機能を開発しています。

衝突性能は事故が起こった時に守る事が目的としており、予防安全は事故を未然に防ぎ、発生頻度を減らすことを目的にしています。

安全性能が高い車トップ３

ここからは、安全性能が高い車トップ３を紹介していきます。

ランキングの基準は、自動車事故対策機構が公開している自動車安全性能の試験結果から、衝突安全性能総合評価での総合得点としております。

1位　ホンダ　N-WGN

衝突総合得点　88.7点　★★★★★（ファイブスター）

ホンダが発売しているN-WGNは、ホンダの先進安全装備HondaSENSSINGが全グレードに標準装備されています。

ホンダ独自の安全技術「GｰCON」が採用されており、軽量かつ高強度な素材を各所に配置することで、高い衝突安全性能を持っています。

衝突継電だけではなく、予防安全である急アクセル抑制機能や衝突軽減ブレーキ、車線逸脱抑制など、運転者を支援する機能も備わっています。

HondaSENSSINGの衝突軽減ブレーキは、日中だけではなく、夜間の歩行者認知性能により暗い時間帯の運でも支援してくれるので、様々なシーンで安心感を高めてくれます。

2位　日産　デイズ

衝突総合得点　88.6点　★★★★★（ファイブスター）

日産が販売するデイズ・デイズハイウェイスターはJNCAPの総合評価175.72点を獲得し、充実した案税装備を備えています。

セレナやリーフなど普通車に搭載されているプロパイロットが軽自動車で初めて搭載されています。

※プロパイロットはグレード別設定

高速道路の単調な渋滞走行と長時間の巡航走行で、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作をクルマがアシストしてくれ、快適な高速ドライブが楽しむことができます。

他社の安全装備との違いとして、デイズにはインテリジェントFCW（前方衝突予測警報）が挙げられます。

インテリジェントFCW（前方衝突予測警報）は、前方を走行する車だけではなく、2台前を⾛る車両の車間・相対速度をミリ波レーダーでモニタリングしてくれます。
前方を走行する車で見えない前⽅の状況を検知し、減速が必要と判断した場合にはディスプレイ表⽰とブザーによる警報でドライバーに注意を促し、ブレーキの踏み遅れによる⽟突き事故回避を⽀援してくれます。