軽自動車を個性豊かにする希望ナンバー！申し込み料金や取得方法について解説

2023.11.16

自動車についている「ナンバープレート」は、正しくは「自動車登録番号標」、軽自動車の場合は「車両番号標」といいます。

1999年に全国で希望番号制度が始まり、希望の番号を取得することが可能となりました。

軽自動車を検討されているなら、ナンバーにもこだわり、希望ナンバーも一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、希望ナンバーの取得方法や申請に必要な料金について解説していきます。

1 希望ナンバー制とは？
- 1.1 希望ナンバーの種類
2 希望ナンバーの取得方法
- 2.1 手続きは業者に代行でも対応可能
3 希望ナンバーの申請から取得までにかかる料金
4 希望ナンバー取得までに日数
5 まとめ

希望ナンバー制とは？

希望ナンバー制度は、文字通り自動車のナンバープレートに記載される4桁の番号を自由に指定することができる制度です。

自動車の種別による分類番号が3桁化されたことをうけ、普通自動車は1999年より、軽自動車は2002年より開始されました。

ただし、軽自動車においては希望ナンバー制度が利用できるのは自家用のみであり、事業用自動車、レンタカー、駐留軍（ローマ字ＡまたはＢ）、小板ナンバーについては希望ナンバー制の対象外となります。

希望ナンバーの種類

希望ナンバーには、「一般希望番号」と「抽選対象希望番号」の2種類があります。

抽選対象希望番号とは、「1」「7」「8」など人気が高い数字が入る組み合わせやゾロ目（例えば「7777」のような番号）となり、全国一律で抽選対象となっています。そのほかにも普通車と軽自動車それぞれにおいて、特定の地域で抽選対象希望番号として追加されている番号もあります。

一般希望番号は、抽選対象希望番号以外の全ての番号になり、そのまま取得が可能です。

希望ナンバーの取得方法

一般希望番号を取得するためには、申込書を持って希望番号予約センター窓口で直接申込みをする方法と、インターネットで申込みをする2つの方法があります。

予約が完了したら予約済証が発行されるので、番号標交付手数料を支払う必要があります。

一方の抽選対象希望番号は、毎週月曜日に各番号で抽選を行い、1回の抽選で1個の割り当てを行うことになります。

こちらも予約するには、申込書を持って希望番号予約センター窓口で直接申込みをする方法と、インターネットで申込みをする2つの方法があります。

毎週月曜日に、その前の週で受け付けしたものからコンピューターによって抽選を行い、当選した申込者に予約済証が発行されます。

この際に番号標交付手数料を支払う必要があるのは一般希望番号と同様です。

手続きは業者に代行でも対応可能

希望ナンバーの予約はインターネットで24時間いつでも簡単にできますが、最終的にナンバープレートを交換するときは運輸支局に出向かなければなりません。

しかし、運輸支局の受付は平日の昼間のみのため、平日は仕事などで時間が取れないと、自分で手続きをするのが難しいこともあります。

そのような場合は、車の販売業者や行政書士に代行を依頼することができます。

代行費用はおおよそ1～2万円程度です。

一定の研修を受けて封印資格を所有している行政書士なら、自宅でナンバープレートの交換をしてもらえる出張封印に対応しているケースもあります。

希望ナンバーの申請から取得までにかかる料金

まず、ナンバープレートには、ペイント式と字光式という2種類があります。

ペイント式は一般的なナンバープレートで薄い鉄板製です。

字光式は文字の部分が樹脂になっており、車のライトをつけると文字が点灯します。

この違いから字光式の交付手数料の方が若干高くなっているようです。

ナンバープレートの交付手数料に大きな差はありませんが地域によって異なるため、正確な交付手数料を確認したい場合は希望番号申込サービスの予約センター一覧にある、各地域の希望番号予約センターに確認してください。

参考として、兵庫県下における希望ナンバーの交付手数料を紹介します。

交付種類	サイズ	枚・組	ペイント方式	字光式
登録番号	大板	1枚	2,475円	3,185円
		1組	4,950円	6,370円
	中板	1枚	2,075円	2,680円
		1組	4,150円	5,360円
軽自動車		1枚	2,135円	3,400円
		1組	4,270円	6,800円

希望ナンバー取得までに日数

ナンバープレートの交付は、ランダムで割り振られる通常のものなら繁忙期でない限り当日中に発行されます。

しかし希望ナンバーは注文製作のため、通常よりも交付に日数がかかります。

ペイント式のもので4営業日程度、車のライトを点けると番号が点灯する字光式のもので5営業日程度が目安です。

日数にするとおおよそ4～8日程度は必要なので、余裕をもって申請するといいでしょう。

まとめ

軽自動車にも普通車と同様に希望ナンバー制度があり、自分のお気に入り数字を選ぶことが可能です。

仮に希望ナンバーを選ばずに軽自動車を購入した場合でも、納車後に自分で希望ナンバーに変更することが可能です。

希望ナンバーには、一般希望番号と抽選対象希望番号の2種類があり、抽選対象希望番号については、地域によって対象番号が異なっていますので、軽自動車検査協会のホームページなどで事前に確認しておくことをおすすめします。

軽自動車を検討されているなら、ナンバーにもこだわり、ナンバープレートも個性豊かにできる希望ナンバーも一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

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